色々鑑賞録
古い映画やドラマのあらすじを紹介してます
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オープン・ユア・アイズ2
<その2>
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週末の公園で、セサールはソフィアと再会した。
セサールはソフィアにキスして、酷い夢を見たと例の事故の報告をした。
「お陰で僕の顔はグチャグチャになった。
丸でオペラ座の怪人だ。
ショックだったよ、怪物みたいで」
ソフィアは戯けてそれに答えた後、セサールに尋ねた。
「家には誰か居た?誕生パーティだったでしょ?」
パーティ?

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セサールは、そこで眼を覚ました。
公園の再会は夢の話だ。
セサールは、アントニオ医師と改めて記憶を確認した。
あの事故でヌリアは死んだ。
そして、セサールは二目と見られない顔になった。

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事故の後、セサールは医師を頼って修復手術を模索した。
しかし、どの医師も現代の医療技術では不可能だと匙を投げた。
納得しないセサールに、医師は不格好なマスクを手渡した。
それで顔を隠せというのだ。
そんなものを被れば却って奇異に見える。

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セサールは、素顔のままソフィアに会いに行った。
女優志望のソフィアは、公園でパントマイムの大道芸をしている。
変わり果てたセサールを前に、ソフィアは気不味そうに受け答えした。
そして、用事があると称してさっさと逃げ出してしまった。

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夜、セサールはマスクを被ってバーへ入った。
そこは親友ペラーヨとソフィアが常連にしている店だ。
今夜も2人はそこで飲んでいた。
セサールが話し掛けると、ソフィアはそそくさと席を外してしまった。
ペラーヨは、セサールに同情した様子で言った。
「それを取れよ。顔を隠せば却って目立つ」
かつての二枚目も形無しだ。
セサールはマスクを外して、乱暴な口調でバーテンにウイスキーを注文した。
バーテンは、俯いたまま注文を聞いた。
セサールが「俺の顔を見て聞け」と怒鳴ると、バーテンは静かに顔を上げた。
1杯煽った後お代りを注文すると、バーテンは「俺の驕りだ」と代金の受取を拒んだ。
いい男だ。
八つ当たりしたのに。
セサールは、心の中で泣きながらひたすら自棄酒を煽った。
そして、バーの片隅に居たソフィアを見付けると再び話し掛けた。
やはり、ソフィアは「もう帰る」と言ってバーを出て行った。
セサールの顔が気に喰わないのか、
それともどう接していいのか分からないのか。
何れにせよ、ソフィアがセサールを避けているのは明らかだ。
セサールは、バーを出て夜の街を歩き回った。
そして、歩き疲れて路地に倒れ込んだ。
そのまま、セサールは深い眠りに落ちていった。

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路上で酔潰れた朝、セサールは誰か女に揺り起こされて目を覚ました。
起こしたのはヌリア……いや、ソフィアだ。
その日のソフィアは、昨日までの態度とは打って変わって優しかった。
セサールにキスすると、手を引いて公園へ連れて行った。
セサールは戸惑っていた。
何故今日のソフィアはこんなに優しいのか。
そして、もう1つ。
この公園には以前来た覚えがある。
セサールはソフィアに尋ねた。
「既視体験(デジャヴ)の原因って何だろ?」
ソフィアはセサールに微笑んで答えた。
「脳の誤作用でしょ。その感覚はすぐ消えるわ」

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セサールとアントニオ医師の面接は、なおも続いていた。
アントニオ医師は、セサールに尋ねた。
「エリという名前に覚えはないか?寝言で言ってたそうだ」
セサールは思った。
寝言か。そんな夢を見たのかな。
セサールは、アントニオ医師に言われるままその記憶を辿ってみた。

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夢の中で、セサールはどこかの会社に行って書類にサインした。
そして、何か手術を施された。
どんな手術だったのかは分からない。
だが、顔のカバーを取った時に奇跡が起きていた。
醜く潰れたあの顔が、元の美しい顔に戻っていたのだ。

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それを機に、セサールは人生を取り戻した。
擦れ違っていたソフィアとは和解し、やがて恋仲になった。
親友の恋人を奪った形になったが、ペラーヨは快くそれを許してくれた。
友情が壊れることもなく、セサールはソフィアと恋を実らせた。
だが、セサールはずっと不安だった。
いつこの顔があの醜い顔に戻らないかと不安だった。

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(その3に続く)

<エドゥアルド・ノリエガ:関連作品>

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

オープン・ユア・アイズ1
エドゥアルド・ノリエガ主演のダークファンタジー。

資産家で容姿にも恵まれた青年が交通事故に遭って二目と見られない顔になってしまう。
青年は八方手を尽くして元の顔を復元しようとするが、
果たして成功するのかどうかというお話。

※ネタバレすると面白く無い映画なので、
以下あらすじ紹介は先に本編を見た後で内容を振り返る目的で読んで下さい。
また、複雑な話なので何回かに分割して紹介します。

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allcinema
MovieWalker
Wikipedia

<作品データ>
脚本:アレハンドロ・アメナバル、マテオ・ヒル
監督:アレハンドロ・アメナバル
公開:1997年
配給:ポニーキャニオン、東京テアトル

<出演>
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セサール:エドゥアルド・ノリエガ

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ソフィア:ペネロペ・クルス

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ペラーヨ:フェレ・マルティネス

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ヌリア:ナイワ・ニムリ

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アントニオ:チェテ・レーラ

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テレビの男:ジェラール・バレー

<ストーリー>
閉鎖された警察病院の一室に、心を閉ざした1人の青年が居た。
青年は、殺人事件の容疑者だ。
しかし、それを自覚出来ずに意味不明の供述を繰り返していた。
担当医のアントニオ医師(チェテ・レーラ)は、
青年と面談を繰り返して何とか心を開かせようとしていた。
この青年は、セサール(エドゥアルド・ノリエガ)という。
セサールは、自分の顔を見られることを酷く恐れて常に仮面で顔を隠していた。
アントニオ医師にも素顔を晒さない。
アントニオ医師は、粘り強く何度も尋ねた。
あの夜、一体何があったのか?
二ヶ月に渡る説得の末、セサールは漸く「あの夜」の話を始めた。

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「あの夜」とはセサールの誕生日のことだ。
大勢が招かれて盛大なパーティーが開かれた。
セサールの親友ペラーヨ(フェレ・マルティネス)と、
その彼女ソフィア(ペネロペ・クルス)も駆け付けて祝杯を上げた。
パーティーの最中、セサールは会場の片隅に招かれざる客が紛れ込んでいることに気付いた。
ヌリア(ナイワ・ニムリ)というその女は、昨晩一緒に夜を過ごした仲だ。
しかし、セサールはヌリアに出て行くよう冷たく言い放った。
セサールは資産家だ。
両親の遺産を受け継ぎ、会社経営に成功して財を築いた。
容姿にも恵まれている。
女性に不自由はしない。
そのせいか、一度寝た女とは二度と寝ないという妙なポリシーを持っていた。
女は使い捨て。
それがセサールの生き方だ。

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ヌリアは中々帰ろうとしなかった。
そこで、セサールは親友の彼女ソフィアの腕を引いて別室に連れ込んだ。
「女に付き纏われている。手伝ってくれ」
別に女が居るのを見せつければ、諦めて帰るだろうという魂胆だ。
別室で2人切りになると、セサールはソフィアと演劇の話で盛り上がった。
暫くして、別室に親友ペラーヨがやって来て会話はお開きとなった。
ペラーヨはソフィアが部屋を出て行った後、
ムッとした顔でセサールに詰め寄った。
「女は大勢居るだろ。ソフィアとイチャつくな」
ペラーヨは、憤慨した様子でそのままパーティー会場を飛び出して行くのだった。

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パーティーが終った後、セサールはソフィアを自宅アパートに送った。
セサールは複雑な気持ちだった。
ペラーヨとの友情を壊したいとは思わない。
だが、一方でソフィアに惹かれていたのも事実だった。
話していると楽しい。
帰りそびれたセサールは、ソフィアと互いの似顔絵を描いて遊んでいるうちにいつの間にか夜を明かしていた。

早朝、テレビを付けると妙な男が大真面目に人間を冷凍保存する話をしていた。
セサールとソフィアは、それを見てバカバカしさに大笑いした。
楽しい一夜だったが、それもそろそろ終りだ。
セサールは、電話番号を書いたメモを残してソフィアの部屋を出た。
帰り際、セサールはソフィアとそっとキスして別れた。
セサールはソフィアの身体を求めなかった。
ソフィアには、使い捨てでない別の価値を感じていたのだ。

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セサールがアパートから出て来ると、赤い車が目の前に停車した。
ヌリアの車だ。
ヌリアはセサールに呼び掛けた。
「彼女とは寝なかったのね。顔に書いてある。それでも、御満足のようね」
しつこい女だ。
セサールが呆れていると、自宅に送るから車に乗れという。
セサールは断ろうとしたが、ヌリアは巧みにセサールを丸め込んで車に乗せてしまった。
仕方なく、セサールは自宅までヌリアとのドライブを我慢することにした。
車中で、ヌリアは薬を飲んでセサールに妙なことを尋ねた。
「ねえ、神を信じる?」
次の瞬間、ヌリアは思い切りアクセルを踏み込んだ。
そのまま、ヌリアとセサールの車はガードレールを突き破って崖下に転落してしまうのだった。

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(その2に続く)

<ペネロペ・クルス:関連作品>

テーマ:洋画 - ジャンル:映画



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