色々鑑賞録
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ヤヌスの鏡:1話
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杉浦幸主演の連続ドラマ。
厳格にしつけられた箱入り娘の女子高生が、
夜になるともう一つの人格に豹変して騒動を巻き起こすというお話。
「ジキルとハイド」を学園ドラマに置き換えた着想がユニーク。
キャラクターの描き分けが上手いので、
登場人物が多くても混乱しないで見ていられる。
演じるキャストもバッチリ嵌っている。
ドラマならではのセリフ廻し、人物の振舞い、世界観を追求しているので、
冷静に考えると「そんなバナナ」と思うような内容でも、
視聴者をグイグイ異世界に引き込む迫力がある。
古き良き大映ドラマならではの面白さが堪能出来る作品。

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1話「遅すぎた!私が消える」

allcinema
テレビドラマデータベース
Wikipedia

<番組データ>
脚本:江連卓
初回放送:1985年12月4日~1986年4月16日
放送枠:毎週水曜午後8時、フジテレビ系列

<出演>
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小沢裕美:杉浦幸

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小沢初江:初井言榮

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小沢一樹:前田吟、小沢みどり:小林哲子

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阿部純子:河合その子

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進東哲也:宮川一朗太

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長田直美:長山洋子、秋野理江:百瀬まなみ

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後藤亮子:橋本薫子

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戸塚京子:荒井玉青

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堤邦彦:山下真司

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栗田圭子:賀来千香子

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須長義男:長谷川恒之、森村誠路:中条静夫、中山充郎:大石吾朗

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磯村治美:小出綾女、遠藤浩一:石橋正次

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幼少期の裕美:近藤花恵

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チンピラ:

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大沼ユミ:杉浦幸

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河本達郎:風見慎吾

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杏子ママ:中村晃子

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石川ゆかり:川崎葉子、山口珠代:松尾久美子

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東涼子:大沢逸美

<ストーリー>
女子高生・小沢裕美(杉浦幸)は、毎朝祖母への挨拶を欠かさない。
小沢家の家長である祖母・小沢初江(初井言榮)は、裕美を厳しく育て上げていた。
持ち物を検査し、生活を管理し、間違いがあると警策で容赦なく叩きのめした。
その朝も、裕美は同級生から付文(ラブレター)を受け取ったと厳しく叱責を受けていた。
男女交際など言語道断だ。
裕美は、御免なさいと祖母に詫びて登校して行った。
裕美の育ての親・小沢一樹(前田吟)と小沢みどり(小林哲子)は、
そんな様子をオロオロしながら見守るだけだった。

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裕美の学校もまたスパルタ式だった。
教師たちは、校則違反の生徒を発見すると容赦なく鉄拳を振るった。
そんな中、一人だけ暴力を振るわない教師がいた。
堤邦彦(山下真司)という裕美の担任教師だ。
堤は、非行を発見しても注意するだけで絶対に手を挙げない。
不良たちは、そんな堤を見越して袋叩きにした。
堤はその間黙って耐えているだけだった。
学校中の生徒たちが、殴られっ放しの堤を馬鹿にしていた。
だが、裕美だけは堤が内に持つ強さを感じ取っていた。
堤は何か理由があって暴力を封印しているようなのだ。

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裕美には、それとは別に気掛りなことがあった。
幼少期から、自分の体に異変を感じることがあったのだ。
ガラスが割れる音、匂い、打たれること、
この3つが重なると記憶が飛んでしまう。
気が付くと夜になり、見知らぬ場所に立っている。
一体どうしてそんな場所にいるのか、そこ迄どうやって来たのか、
ちっとも思い出せないのだ。

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その日、化学の授業中に裕美はガラスが割れる光景を目にした。
同級生が誤ってフラスコを落としたのだ。
ガラスの割れる音、薬品の匂い、そして少し前に見た教師の鉄拳制裁、
3つが重なって裕美の記憶が飛んだ。
気が付くと、夜の9時になっており、見知らぬ埠頭に立っていた。
裕美は慌てて家に戻った。
門限を破った裕美には、またしても祖母の叱責が待っていた。
祖母がここ迄厳しく裕美に接するのは理由があった。
裕美は私生児だ。
実母・小沢由紀子(杉浦幸・二役)は、父の知れぬ子・裕美を産んで自殺した。
由紀子の乱れた生活がこの不幸を招いた。
そう考えた祖母は、同じ不幸を繰り返すまいと孫娘に人一倍厳しくしているのだった。

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こうして厳格な生活を守り通している人間もいれば、
一方で享楽をむさぼる人間もいる。
夜の繁華街では、今日も不良やチンピラたちが諍いを繰り返していた。
河本達郎(風見慎吾)も、そんな1人だった。
達郎は、厳格な両親に反発して家を飛び出し、夜の街を遊び歩く毎日を過ごしていた。
何をするでもなく街を彷徨っていた達郎は、一人の少女に目を留めた。
少女は、路上で出会したチンピラと何かトラブルになっているようだ。
怒ったチンピラが飛び掛ると、少女は古武術でも心得ているのか綺麗に投げ飛ばしてしまった。
颯爽としたその姿に感心した達郎は、少女に声を掛けた。
「見てたぜ。スカッとしたな。俺、達郎ってんだ。
六本木に案内したいんだけど、どうかな?」
少女の名前は、大沼ユミ(杉浦幸)という。
ユミは、人懐っこい達郎のことが何だか気に入った様子だ。
脈ありと見た達郎は、ユミの前で得意のブレイクダンスを踊ってみせた。
「ユミさん、俺はね、ずっとあんたみたいな人との出会いを夢見てたんだよ。
あんたみたいな人と出会うのが青春じゃないか。
一緒に居るとそれだけで心がビンビン痺れちまう。
金もステータスも何も関係ねえ。
一緒に歩く。それだけで十分だよ」
ユミは、微かに表情を崩して達郎に笑顔を見せた。
「面白い子ね」

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達郎とユミが歩道橋から夜景を見降ろしていると、轟音を上げたバイク集団が走り抜けていった。
達郎がユミに説明した。
「野獣会だ。夜の六本木を仕切ってる不良少女グループだよ。
ほら、奴が会長の東涼子だ」
ユミは、言われた方向に視線をやった。
バイク集団の中に、真っ赤なマフラーを纏った一際目を引く少女が居た。
彼女こそ、野獣会のリーダー・東涼子(大沢逸美)であった。
涼子を見たユミは、ワクワクした様子で達郎に答えた。
「六本木に行こうか。
心がビンビンに痺れたいんだろ?あたしだってそうさ」

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六本木にやって来た達郎とユミは、杏子ママ(中村晃子)が店長を務めるトランクというバーに入った。
ここは、達郎が以前から懇意にしている店だ。
杏子ママが接客に来ると、達郎はユミに紹介した。
「こちら、トランクの杏子ママ。頼りになる人だぜ」
ユミは杏子ママに挨拶すると、オン・ザ・ロックを一気に煽って店に備え付けられたピアノを華麗に弾きこなした。
すると、店の中で少々目立ってしまったせいか、客の女2人組(松尾久美子、川崎葉子)が野次を飛ばした。
「うるせぇ、うるせぇんだよ。止めろよ」
気分を害されたユミは、演奏を中断して2人組を睨み付けた。

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バーを出たユミと達郎が夜の街を楽しんでいると、先程の女2人組が再び因縁を吹っ掛けてきた。
仲間を呼んだらしく、今度は十人近くいる。
ユミと達郎は取り囲まれ、有無を言わさず人気のない駐車場に連れ込まれた。
「あたいたちに断りなしに、六本木の街をでかい面して歩かれるの、我慢出来ないんだよ」
女集団は、鉄パイプを手に次々襲い掛かって来た。
ユミは素早く身を交わすと、例の古武術であっという間に叩きのめしてしまうのだった。

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丁度その頃、裕美の担任教師・堤は、学生時代の友人たちと旧交を温めた帰り道であった。
そんな堤の目の前を、只ならぬ表情の不良少女たちが駆け抜けていった。
誰かをリンチしようとしている。
直感した堤は、仲裁しようと追い掛けて行った。
堤が駐車場に駆け付けた時、そこで見たのは意外な光景だった。
先程の不良少女たちが、リンチどころか逆に1人の少女に伸されてしまっていたのだ。
「君は?!」
驚く堤に、少女は不敵に言い返した。
「あたしは大沼ユミ。あんたこそ誰なんだい?」
堤の驚きは、少女の腕っ節とは別にもう1つあった。
ユミと名乗るその少女は、受け持ちの生徒・小沢裕美に瓜二つなのだ。

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その瞬間、駐車場に大挙してバイク集団が押し掛けて来た。
六本木を根城とする不良グループ・野獣会のメンバーだ。
ユミが叩きのめした不良少女たちは、この野獣会の配下だったのだ。
リーダー・東涼子が、ユミに詰め寄った。
「大沼ユミとか言ったね。いい度胸してるじゃないか。
ユミ、お前は何処から流れて来た逸れ者だい?」
出自を問われたユミは、惚けて答えた。
「忘れたね。昨夜は天の川で夕涼みをしていたのは覚えているけどね」
バカにされたと感じた涼子は、ユミを怒鳴り付けた。
「あたし相手にそれだけの与太を飛ばすなんて上等だね。袋にしな!」
野獣会メンバーがユミを取り囲んで一斉に襲い掛かろうとしたその時、
機転を利かせた達郎が発煙筒を投付けた。
「ユミさん、今日はこれ迄だ」
辺り一面に煙が立ち込め、ユミと達郎はその混乱に乗じて駐車場から逃げ出していた。

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駐車場から脱出した達郎は、いつの間にかユミを見失っていた。
「ユミさん、ユミさん何処なんだよ?」
大声で呼掛けると、何処からかユミの声が轟いた。
「タッチン、また会おう」
ユミの声を聞いた達郎は、すっかり興奮状態だった。
この人こそ、俺の運命の人だ。
達郎は一緒に居た堤を小突きながら絶叫した。
「先生よ、俺はあの女に惚れたよ、惚れたよ、惚れたよ、惚れたよ!
ユミさん、あんた一体何処の何者なんだよ!」

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『ユミは、ひた走っていた。
が、彼女自身その疾走が何を意味するのか知り得なかった。
ただ、自分が消えてゆくという透明な恐怖感がユミを突き動かしていたのである。
突然、夜の巷に現れたこの少女は一体何者であろうか。
それは、ヤヌスのみが知り得る世界であった』

ドラマ ヤヌスの鏡(第01話) [サンテレビ] 2013年10月22日 15時00時00秒(火曜日)

<土屋統吾郎:関連作品>


テーマ:懐かしドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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