色々鑑賞録
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ヤヌスの鏡:14話
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14話「変身はパトカーの中で」

<出演>
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小沢裕美:杉浦幸

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河本達郎:風見慎吾

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堤邦彦:山下真司

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杏子ママ:中村晃子

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進東修一:蟹江敬三、水沼晋三:春日淳郎

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阿部純子:河合その子

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長田直美:長山洋子、後藤亮子:橋本薫子、秋野理江:百瀬まなみ

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戸塚京子:荒井玉青

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進東哲也:宮川一朗太、森村誠路:中条静夫、竹中明夫:竹内力

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中山充郎:大石吾朗、遠藤浩一:石橋正次

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磯村治美:小出綾女、栗田圭子:賀来千香子

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東涼子:大沢逸美

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南田アオイ:柴田時江、西川ルイ:河上幸恵

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大沼ユミ:杉浦幸

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河本達之:高橋悦史

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河本美穂子:吉行和子

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殺し屋:

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小沢一樹:前田吟、小沢みどり:小林哲子

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小沢初江:初井言榮

<ストーリー>
『裕美は遂に、もう1人の自分がネオンの海を疾走する大沼ユミであることを知った。
それは裕美にとって悲しみというより、
五体を引き裂き魂を打ち砕く凄まじいばかりの恐怖であったのであろう』

女子高生・小沢裕美(杉浦幸)は、全ての真相を知って泣き崩れた。
そんな時、突然ドアを荒々しくノックする音が店内に響いた。
「ママさん、居るんでしょ。話があるんですよ。ドアを開けて下さい」
進東警部(蟹江敬三)の声だ。
こんな場所まで警察に嗅ぎ付けられている。
裕美の担任教師・堤(山下真司)は、裕美に自首するよう促した。
「小沢、先生を信じるな?先生と一緒に警察に行こう。警察に行って訳を話そう」
裕美は覚悟を決めて「はい」と頷いた。
すると、堤は誰かに突き飛ばされて裕美を掻っ攫われた。
ユミの恋人・河本達郎(風見慎吾)だ。
警察に渡してなるものかと、達郎は裕美の手を引いて裏口に走った。
そして、駐車しておいたバイクに裕美を乗せて有無を言わさず急発進した。
止めようとする捜査官たちを蹴散らし、
達郎と裕美のバイクは夜の闇に消えて行った。
「ユミさん、ユミさんよ、俺達は今蜃気楼の国に向って走ってるんだ」

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一夜が明けた。
達郎と裕美は、人気のない砂浜に辿り着いていた。
二人は、流木に腰を下ろすと今後のことを話し合った。
裕美は、自殺する覚悟を固めているという。
記憶のない間に大犯罪に手を染め、大勢の人々を傷付けてきた。
死んでお詫びするしかない。
裕美はそこ迄思い詰めていた。
何より、堤をこれ以上事件に巻き込むのだけはどうしても嫌だった。
「堤先生は教え子に奥様を殺されて、とっても辛い目に遭っている人なの。
私に関わったら、また不幸になるわ。
私のために、先生を不幸になんて出来ないもの。
それ位なら死んだ方がいいわ」
悲壮な覚悟を固めて、裕美は海へ歩き始めた。
そんな裕美を達郎が呼び止めた。
「待てよ、俺も付き合うよ。
もう生きるのが面倒くさくなっちまったよ。
俺が命を賭けた初恋の人がこの世に存在しない幻の人でさ。
親父もお袋もみんな信じられなくなっちまった。
姉さん1人で死ぬなんて寂しすぎるじゃねえの。
俺たち姉弟なのに、姉弟らしいことは何一つして来なかった。
最期まで付き合ってやるよ」
二人は、手を繋いで海へと歩き始めた。
海に入ると、身も凍る冬の荒波が二人を襲った。
それでも二人の決心は崩れなかった。
沖へ沖へと歩みを進め、波に飲まれて体が痺れてゆく。
そんな二人の体を、誰かが抱えて砂浜へと引き摺り戻した。
堤だった。
堤は入水心中を図った二人を発見して、既の所で食い止めたのだった。

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「馬鹿野郎、死んで何が解決するって言うんだ」
そう怒鳴り付けて、堤は二人を張り飛ばした。
「先生はな、命を粗末にする奴は許せないんだ。
他人の命を傷付けるやつ、自分の命を傷付ける奴、そんな奴は絶対に許さん。
もういいという程十分に生きたのか?
この世の全ての喜びを、全ての悲しみを知ったっていうのか?
この世の全ての真実を知ったっていうのか?
死ぬのを格好いいとでも思っているのか?
死ねばみんなが涙を流してくれるとでも思っているのか?
甘ったれるな。
いいか、死ねば確かに辛いことは無くなるだろう。
だけどな、その辛いことと一緒に君たちが胸の奥底で必死に温めてきた夢も一緒に死んでしまうんだ。
悔しくないのか?
その夢を暗い海の中に閉じ込めて、君たちは悔しくないのか?」
裕美と達郎は、言葉を失った。
堤は裕美に向き直って諭した。
「小沢、君は1人の人間としてやらなければならないことがある筈だ。
君は君自身、少しも気付かなかった心を明らかにしてみんなに伝えなければならない。
それは辛いことだ。
だけど、やらなければならないんだ。
君の悲しみは、君一人のものではないからだ。
君は特別な人間じゃないんだ。
大勢の人たちが君と同じように、悲しみを秘めながら生きているんだ。
君がどうしてそうなったのか、その大勢の人達のためにも心を明らかにして伝えなければならないんだ。
出来るな?」
堤の問掛けに、裕美は「はい」と頷いた。
それを見てもう大丈夫と感じた達郎は、立ち上がって傍らのバイクにまたがった。
「姉さんは先公に任せるよ。ここで別れようぜ」
達郎のバイクは、裕美と堤を残して砂浜を走り去っていった。

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堤もまた、裕美を乗せてバイクを走らせた。
警察署へ出頭するためだった。
暫く走ったところで、覆面パトカーがサイレンを鳴らして二人のバイクを停止させた。
パトカーから降り立った刑事が、二人に逮捕令状を突き付けた。
「小沢裕美だな。宝石強盗容疑者として逮捕する」
裕美は手錠を掛けられ、パトカー後部座席に押し込められた。
堤が刑事に事情を説明しようとするが、取り合っては貰えない。
パトカーは、堤を残して走り去ってしまった。

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警察署へ向う覆面パトカーの車中で、刑事の一人がタバコに火を付けた。
漸く主犯を捕まえた。
その安堵感から来た自然な行為だった。
ところが、このタバコの煙は思わぬ大失態の引金になろうとしていた。
煙にむせた裕美の心に、もう1つの人格・大沼ユミ(杉浦幸)が蘇ろうとしていたのだ。
目を覚ましたユミは、突如として刑事たちに襲い掛かった。
あっという間に刑事たちを締め上げて気絶させると、
ユミは手錠を外して覆面パトカーから姿を眩ましてしまうのだった。

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その夜、河本の妻・美穂子(吉行和子)は、
妙な物音を耳にして屋敷内を確かめて歩いていた。
「誰?出てらっしゃい」
誰かが屋敷に忍び込んでいる。
居間を確かめた美穂子は、ユミがソファにふんぞり返っているのを見て目を白黒させた。
「あなた、逮捕されたんじゃなかったの?」
ユミは、悠然と煙草を燻らせながら美穂子に答えた。
「逮捕されたのは小沢裕美。あたしは関係ないね」
ユミは美穂子に詰め寄ると、その指から強引に指輪を奪い取った。
「おばさん、ダイヤの夢あげるよ」
次の瞬間、美穂子の頬に激痛が走った。

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その少し後、ナイトクラブで酒を煽っていた河本達之(高橋悦史)の前に大沼ユミが現れた。
ユミは宝石強盗を働いておきながら、悪びれることなく河本に弁解した。
「野獣会に脅されて、どうすることも出来なかったのよ。
おじ様御免なさい。おじ様許して。
許して下さらないなら、ユミここで喉を突いて死ぬわ」
ユミはそう言って、自分の喉にナイフを突き付けた。
河本が慌てて制止すると、ユミはあっけらかんと言い放った。
「踊りましょ、おじ様。レッツダンス」
クラブの中にはバイオリンの音が流れており、
数組のカップルがワルツを踊っていた。
ユミと河本のカップルもそれに加わった。
ユミは踊りながら河本に囁いた。
「おじ様、おば様と別れてあたしと結婚しない?
あたしの方が若くて魅力的な筈よ」
また誘惑しようとしている。
流石に不信感に駆られた河本は、踊りを中断した。
「ユミ君、今夜はここで別れよう。ちょっと約束がね」
下手な言い訳で何とか誤魔化そうとした河本は、
思い詰めた形相の女がクラブ内に駆け込んで来たことに気付いた。
河本の妻・美穂子であった。
何故か、頬に大きなガーゼを当てていた。
美穂子を一瞥すると、ユミは拍子抜けした口振りで呟いた。
「何だおじ様、約束の相手というのはおば様のことだったの」
ユミは、さっさとクラブを飛び出していった。
追い掛けようとした河本は、歩み寄ってきた美穂子に引き止められた。
「どうしたんだ、その顔は?」
河本が尋ねると、美穂子はガーゼを捲って見せた。
頬に無惨な切り傷が刻まれていた。
美穂子は、鬼の形相で呟いた。
「許さない。あの子だけは許さないわ」

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ユミはクラブを出ると、口笛を吹いて夜の街をぶらついた。
背後に誰かいる。
ユミが気配を感じて振り返ると、数人の男たちが尾行していた。
殺し屋だ。
直感したユミは、廃ビルの中に逃げ込んだ。
男たちは、かなり心得のある連中らしい。
ユミを逃げ道のない一室に追い詰めると、取り囲んで襲い掛かって来た。
さすがのユミもこれには苦戦した。
男たちは、抵抗するユミの首に投げ縄を掛けて締め上げた。
苦悶の表情を浮かべながら、ユミは男たちに啖呵を切った。
「殺せ、お前たちみたいな野良犬に命乞いなんてするもんか」
そんな時、突如として堤が駆け付けて来た。
「許さん。命を粗末にする奴は絶対に許さん」
堤は男たちに飛び掛ると、次々叩きのめしていった。
縄を解かれたユミは、その隙に廃ビルから逃げ出した。
堤が追い掛けて呼び止めると、ユミは振り返って堤に叫んだ。
「先公、あたしはポリになんて捕まらないよ。
あたしの自由を縛る奴はみんな敵さ。
あたしの前に立ちはだかるな」
捨て台詞を吐いて、ユミは走り去っていった。

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深夜、小沢家では祖母・初江(初井言榮)が仏壇に向って一心不乱に念仏を唱えていた。
「由紀子の祟りが裕美に取り憑いたのです。
祈って悪霊を退散させるのです。
悪霊退散、悪霊退散、悪霊退散…」
祈り続ける初江に、養父・一樹(前田吟)と養母・みどり(小林哲子)が声を掛けた。
「お母さん」
一樹は天井を指さしていた。
耳を澄ますと、天井裏からきしむ音が聞こえる。
裕美が帰って来た。
そう考えた3人は、慌てて裕美の部屋がある2階に駆け上がっていった。

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初江がノックして扉を開けると、そこに居たのは裕美とは似て非なる別人・ユミであった。
「お前は?!」
驚愕する3人を前に、ユミは言い放った。
「あたしの名は大沼ユミ。ここはあたしの家。
あんた達こそ誰なんだい?」

『ユミは大胆不敵にも、警察の包囲網を破って裕美の部屋に帰っていたのである。
今やユミは、救いようのない悪の道を進んでゆくのであろうか』

ドラマ ヤヌスの鏡(第14話) [サンテレビ] 2013年11月13日 15時00時00秒(水曜日)

<吉行和子:関連作品>

テーマ:もう一度見たいドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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