色々鑑賞録
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アリエスの乙女たち:6話
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6話「恐ろしい破局」脚本:長野洋

<出演>
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水穂薫:南野陽子

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久保恵美子:佐倉しおり

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結城司:松村雄基

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磯崎高志:石橋保

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津川敬子:相楽ハル子

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新谷由香:桂木文

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結城小百合:大場久美子

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磯崎志乃:奈月ひろ子

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長谷川千草:藤代美奈子

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ヒガシヨウコ:速川明子、橋本実加子、松本明子、鈴木倫子、滝あゆみ、児玉陽子

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磯崎淳一郎:中尾彬

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大下直樹:宅麻伸

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芝園校長:初井言榮

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長谷川欣吾:高橋昌也

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マキ水穂:野川由美子

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久保哲也:若林豪

<ストーリー>
馬術大会2日目、女子高生・水穂薫(南野陽子)は、
仰星高校の期待を一身に背負って個人競技・中障害飛越に出場することになった。
ところが、薫の愛馬エレクトラの状態を確認したところ、
予てから負傷していた脚の状態が明らかに悪化していることが判明した。
これ以上は無理と判断した薫は、
顧問教師・大下直樹(宅麻伸)と相談して棄権を申し出ることにした。
名門校の面子に拘る芝園校長(初井言榮)は、これに慌てふためいた。
そんなドタバタを見て
薫と対立していた元・馬術部女子部員達が「それ見たことか」と嘲笑った。
これで闘争心に火が着いた薫は、
前言撤回して強行出場を宣言するのだった。

「エレクトラ、これが最後よ。頼むわね」
いよいよ、競技が始まった。
薫はエレクトラに跨がり、コースに出た。
合図と共に駆け出したエレクトラは、バーを次々飛び越えて行った。
本来なら、エレクトラには1m30cmのバーを飛び越える力があった。
だが、万全でない脚の状態で2日に渡る過酷な競技をこなしてきたエレクトラは、
1m20cmのバーですら引っ掛ける有様だった
薫は、馬上からエレクトラに呼び掛けた。
「エレクトラ、もういいの。お止め」
それでも、エレクトラは競技をやり遂げようとバーに挑み続けた。
主人の要求に答えようと、痛む脚を堪えて走り続けた。
そして、最後のバーを飛び越えたところで力尽きて地面に横倒しになってしまうのだった。

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こうして、事態は最悪の結果に終った。
競技に失格しただけでなく、エレクトラには致命的な傷を負わせてしまった。
獣医師による診察の結果、エレクトラはもう手遅れだと診断がなされた。
馬がここ迄脚を駄目にすると、もう生きていくことは出来ない。
いっそのこと楽にしてやった方が馬のためにもいい。
獣医師は、そう言ってエレクトラの薬殺を打診した。
薫は、「絶対に嫌」と拒否した。
診察に立ち会っていた大下教師と主将・磯崎高志(石橋保)は、
苦渋の決断だが仕方がないと薫を説得した。
放置すれば、感染症を起こして更に苦しむことになり、
何れにせよ死んでしまうのだ。
薫にもそれは判っている。
なるべく楽に死なせてやりたい。
仕方なく、薫は無言で頷いた。
一同の了承を得たと見た獣医師は、注射器を取り出した。
その瞬間、薫は激昂して獣医師に掴み掛った。
「出てって。
エレクトラは絶対に殺さないわ。
出てって。
みんな出てってよ。出てってよ。
誰もこの中へは入れさせないわ」
薫は獣医師たちを厩舎から叩き出すと、扉を閉鎖して中に立て籠もった。

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無人の厩舎で、薫はエレクトラに謝った。
「ごめんね、エレクトラ。こんな目に遭わせてしまって」
どんなに詫ても足りない。
後悔してもし切れない。
涙が止まらなかった。
薫は、獣医師が落としていった注射器に目をやると、
意を決して拾い上げた。
「エレクトラ、私の手でお前を天国へ送ってあげる。
それが私に出来るたった一つの……」

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数分後、薫が厩舎の扉を開けて出て来た。
「終ったわ。エレクトラは天国へ逝ったわ」
そう言って、薫は手に持っていた注射器を落とした。
心配して厩舎の前に集まっていた関係者一同が中へ入ってみると、
既にエレクトラは薬殺された後だった。
立ち尽くす薫に、涙目の番長・結城司(松村雄基)が詰め寄った。
「何が天国だ。地獄だよ。そうさ。
エレクトラはお前のために地獄に堕ちたんだ。
馬鹿野郎。馬鹿野郎!」
薫は一言も言い返せなかった。
結城は、終始エレクトラを走らせることに反対していた。

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気が付くと、薫は放心状態で林の中を歩いていた。
もう居ない。
大事なエレクトラが居ない。
仔馬の頃から一緒に育ったエレクトラが。
何よりも誰よりも大切な宝物が。
薫は猛烈な自責の念に苛まれた。
「エレクトラ、ごめんね。
許して、エレクトラ」
薫は心の中で手を合わせて、何度も謝った。

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その場に泣き崩れていた薫に、誰かの車がクラクションを鳴らした。
薫の親友・恵美子の父・久保哲也(若林豪)だった。
心配して追い掛けて来てくれたのだ。
久保は車を降りて、興奮状態の薫に駆け寄った。
「落ち着け。落ち着くんだ。
君の気持ちはよく分かる。
エレクトラが天国へ逝ってどんなに悲しいか」
久保の慰めの言葉に、薫は半狂乱で反論した。
「天国なんかじゃないわ。
あの人が言った通り、エレクトラは地獄へ堕ちたのよ。
そうよ。
エレクトラは苦しんで苦しんで苦しみ抜いて死んでいったわ。
これが地獄じゃなくて何なのよ!
私よ。エレクトラを地獄へ落としたのはこの私なのよ」
泣きじゃくる薫に、久保は優しく諭した。
「違うんだ。エレクトラの死に顔は綺麗だった。
美しい死に顔だった。
何故だか分かるか?
それは、エレクトラが立派に生き抜いたからだ。
エレクトラは君の為に喜んで走った。
君の為に力の限り飛んだ。
そして、君に抱かれて安らかに天国へ旅立った。
だから、あんな美しい死に顔をしていたんだ。
そうだよ、エレクトラは天国へ逝ったんだ。
今君が自棄になっては、立派に生き抜いたエレクトラの死を汚すことになる。
そうは思わないか?」
薫は散々泣いた後、久保に説得されて車で自宅に送って貰うのだった。

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翌日、薫の親友・久保恵美子(佐倉しおり)は、
薫が中々教室に現れないことを心配していた。
気が付くと、恵美子は級友・津川敬子(相楽ハル子)を睨み付けていた。
視線を感じた敬子は、恵美子の元に歩み寄った。
「何よ、その顔は?何か文句でもあるって言うの?
言いたいことは分かってるさ。
あんたの大好きな水穂薫の馬を殺したのは、あたし達だって言いたいんだろう?
確かに腹帯を切ったのはあたしさ。
でもね、その後しっかり治療していればエレクトラはあんなことにはならなかったんだ。
それをあいつがイキがって乗り回しているから、死んじまったんじゃないか」
開き直る敬子に恵美子が反論しようとした瞬間、薫が教室に入って来た。
「その通りよ。エレクトラを殺したのは私よ。それがどうかしたの?」
薫は、虚を衝かれた敬子の前に立ち塞がって続けた。
「何よ、その顔は?
エレクトラが死んで私が三日三晩泣き暮すとでも思っていたの?
お生憎様。私はこの通り元気に出て来たわ。
でも、これだけは言っておく。
あなた達がやった卑怯な真似は決して忘れない。
絶対に許さない」

『その強気の言葉と裏腹に、
エレクトラを失った薫の悲しみを誰よりも強く感じているのが恵美子であった』

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その夜、繁華街をブラツイていた番長・結城は、
姉・結城小百合(大場久美子)を目撃した。
小百合は、小説家・磯崎淳一郎(中尾彬)と小競り合いになっていた。
磯崎は女連れだ。
引き留めようとする小百合を振り切って、ホテルへ女を連れ込もうとしているようだ。
磯崎が小百合を突き飛ばしたのを見て、
結城は駆け寄って殴り飛ばした。
すると、小百合が結城の頬を張って叱り付けた。
「馬鹿。大人の世界に口を突っ込むなと言ったのが未だ分からないの?」
「姉さん、こんな目に遭って悔しくないのかよ?こんな奴にいいように弄ばれて恥ずかしくないのかよ?」
「あなたに何が分かるって言うの?
あなたには、大人の本当の愛がどういうものか何も分かっていないのよ」
「ああ、分からないね。こんな奴の何処がいいって言うんだよ」
結城が小百合と押し問答を繰り返していると、立ち上がった磯崎が歩み寄って来た。
「君が、結城君の弟かね?
殴りたかったら、もっと殴りなさい。
ついこの間も、息子に殴られたばかりだ。
確かに、君達若い者から見れば私はどうしようもない女ったらしの碌でなしかもしれない。
だがな、君は一つだけ誤解しておる。
私は君の姉さんを、弄んだ覚えはないよ。
愛していた。真剣に愛していたんだ。
愛は移ろいやすいもんだ。
どんなに激しい愛でも、必ず覚める時が来る。
そう、私と結城君との愛はもう終ったんだよ。
何と言われようと、それが私の生き方なんだ。
愛が冷めたものを、形だけに捕らわれて関係を続けることは出来ないんだよ。
常に新しい愛を求めて生きていく。
私にはね、そういう生き方しか出来ないんだよ」
磯崎は、全く悪びれる様子は無かった。
歯噛みする結城と小百合を尻目に、そのまま女の手を引いてホテルへと消えてゆくのだった。

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翌日の放課後、結城は磯崎の息子・高志を雑木林に呼び出して詰め寄った。
「姉貴はやっとお前の親父と別れる気になったらしい。
とは言うものの、早い話が捨てられたんだ。
何だかんだと小難しい屁理屈を並べ立てていたが、
お前の親父が姉貴を弄んで捨てたことに変わりはねえ」
結城が毒突くと、高志は言い返した。
「それで俺にどうしろって言うんだ?
親父から慰謝料でも取って来いって言うのか?
自分だけが被害者だと思うな。
親父のせいで、母は完全にノイローゼになった。
お前の所だけじゃない。
俺の家だって地獄なんだよ!」
高志が立ち去ろうとすると、結城は呼び止めて続けた。
「未だ終わっちゃいねえよ。
磯崎、お前薫とエクボのどっちが本当に好きなんだ?
2人に俺の姉貴みたいな思いはさせたくないからな。
どっちだ?どっちを取るんだ?」
問われた高志は、結城を睨み付けて答えた。
「俺は、薫さんも恵美子さんも好きだ。
どっちも同じ位好きなんだ。
自分でもどうしていいのか分からない。
どっちを取るかなんて、今の俺にはどうしても判断が付かないんだよ。
そうさ。俺はやっぱり磯崎淳一郎の息子だ。
俺の中にも親父と同じ淫蕩な血が流れているんだよ」
これを聞いて、結城は高志を殴り飛ばした。
高志は一歩も引かずに結城に叫んだ。
「殴れ。もっと殴ってくれ。
俺の中の汚れた血が残らず、残らず流れ出るまで殴ってくれ!」
それを受けて、結城は更に高志を殴った。
殴って殴って殴り続けた。
高志は無抵抗のまま結城に殴られ続け、顔中を腫れ上がらせて血を吹き出した。

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高志が結城に半殺しにされたという噂はすぐに学校中に広まった。
当然、薫の耳にも入った。
その日、薫は結城の姿を見付けると後を追って行った。

『仰星高校に吹き荒れる嵐は、更にその激しさを増そうとしていた』

ドラマ アリエスの乙女たち(第06話) [サンテレビ] 2014年01月16日 15時00分00秒(木曜日)

<主題歌:柏原芳恵>

テーマ:懐かしドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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