色々鑑賞録
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アリエスの乙女たち:13話
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13話「陰の女」脚本:長野洋

<出演>
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水穂薫:南野陽子

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久保恵美子:佐倉しおり

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結城司:松村雄基

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磯崎高志:石橋保

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結城敬子:相楽ハル子

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結城小百合:大場久美子

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小暮毅、鈴木倫子、才神ルミ、小池孔一

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大下直樹:宅麻伸

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敬子の両親:結城美栄子、平泉成

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長谷川千草:藤代美奈子

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久保小夜子:梶芽衣子

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長谷川欣吾:高橋昌也

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久保哲也:若林豪

<ストーリー>
早朝、市街地の通行人が騒然となっていた。
少女が身投げしようとしている。
ビル屋上に、虚ろな表情で佇んでいる。
通行人たちは、声を枯らして思い留まるよう呼び掛けた。
その少女・水穂薫(南野陽子)は、
ビル屋上に立ち尽くしたまま一夜を明かしていた。
立て続けに起きた出来事に翻弄され、
前夜は余りにショッキングな経験で酷く打ちのめされていた。
朦朧とした意識の中で、薫は誰かが呼掛けているのに気付いた。
「水穂、馬鹿なことを考えるのは止せ。死ぬんじゃない!」
担任教師・大下直樹(宅麻伸)だ。
大下教師がどうしてここに居るのか、
何を訴えているのか、
放心状態の薫には、それさえ理解出来なかった。
「死ぬってどういうことなのかしら?
あたしが死んじゃったら、誰か泣いてくれる人いるのかな?」
薫は上の空で呟いていた。
大下教師は、薫を刺激しないよう慎重に歩み寄った。
そして、一瞬薫が気を逸らした隙を突いて体を確保した。
その時、薫は何故か赤ん坊の鳴き声が聞こえたような気がしていた。

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薫の投身自殺は、既のところで食い止められた。
大下教師は、薫を自宅へ送った。
薫の母は、またしても旅行に出ていて留守だった。
このまま薫を一人にしておくと、また自殺するかもしれない。
そこで、薫の身柄は当分別の家に預けられることになった。
薫が一番安心出来る相手、親友・久保恵美子(佐倉しおり)の家だ。
恵美子と父・久保哲也(若林豪)は、薫を歓迎した。
しかし、母・久保小夜子(梶芽衣子)だけは薫を警戒していた。
娘を誑かし、夫をも奪おうとしている危険な少女。
小夜子の目に、薫はそう映っていた。
勘のいい薫は、そんな小夜子の緊張を感じ取っていた。
食事中に会話したらわざと遮られる。
食器洗いを手伝うと申し出たら断られてしまう。
刺々しい態度にムッと来た薫は、当て付けにわざと母の話を持ち出した。
「おじ様、私にもそのワインいただけません?
そのワイン、うちのママも大好きなんです」
その瞬間、小夜子の手から落ちた食器が粉々に砕け散っていた。

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やっぱり、この家には居られない。
薫が出て行こうとすると、引き留めたのは意外にも小夜子であった。

「出て行くことは許しません。
あなたの身柄は、あなたのお母様が帰って来るまでうちで預かることになっています。
学校へもそう通知してあります。
今あなたに勝手な真似をされては、うちが迷惑致します。
いいですね?
あなたももう子供じゃないんだから、それ位のことはちゃんと聞き分けて下さいね」

薫は一本取られてしまった。
相手は一枚上手だ。

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その頃、陶工見習・結城司(松村雄基)は連日の港湾労働に明け暮れていた。
緊急手術の結果、妻・結城敬子(相楽ハル子)は無事男の子を出産した。
体重1500gとギリギリの状態だったが、何とか無事に育ってくれそうだ。
家族を持った以上、これからは多くの責任を背負い込まねばならない。
陶芸で食べていけるようになるには、未だまだ時間が掛る。
司は体に鞭打って重労働に耐え、日銭を稼いで工房に通った。
敬子の両親(平泉成、結城美栄子)からは、定職を世話すると言われていた。
だが、司は土下座してこれを断っていた。
陶芸だけは絶対諦めない。
同時に家族も養っていく。
師匠・長谷川欣吾(高橋昌也)に言われたよう、自分で運命を切り開くために。
司の心には、熱い炎が燃え盛っていた。

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自殺未遂を起こした翌日、薫は恵美子と共に学校に通った。
学校では、噂話が持ち上がっていた。
薫が大下教師と熱愛している。
もう、とっくに男女の関係になっている。
同級生たちは、薫の聞こえるところで露骨にヒソヒソ話を繰り返していた。
負けん気の強い薫は、人に弱みを見せるのが大嫌いだ。
大下教師が教える体育の授業中も、同級生たちはしつこく陰口を叩いていた。
頭に来た薫は、一同に歩み寄って啖呵を切って見せた。

「私と大下先生が何ですって?
何よ、急に黙り込んじゃって。
第一、私と先生がどうなろうとあなた方には関係ない事でしょ?
悔しかったら、あなた方もいい人を見つけることね」

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授業が終った後、薫は恵美子に窘められた。
幾ら何でも態度が挑発的過ぎる。
薫はカチンと来るとすぐやり返さないと気が済まないので、恵美子は前々から気になっていた。

「もう止めて欲しいの。
大下先生とのこと、みんなの前であんな風に言うの止めて。
あれじゃみんな増々本気にしちゃうわ。
薫さんを見てると、自分からドンドン悪ぶってるみたいで」

恵美子にそう言われた瞬間、薫はハッとした。
悪ぶってる。
自分からドンドン悪ぶってる。
ひょっとして、昨日の司のあの態度は……

『その時、薫は初めて司の真意に気付いたのだ。
あれは、自分を憎み忘れさせるために打った必死の大芝居だったことを』

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薫は、すぐさま司の工房に飛んだ。
物陰から様子を伺ってみると、司はフラフラになりながら頑張っていた。
工房で陶器製造に明け暮れ、終るとその足で港湾労働に向う。
夢を実現させるため、家族を養うため、
自分を捨てて死に物狂いだった。
やっぱり。
昨夜のアレは芝居だ。

『薫は、司に何一つ手助け出来ない自分に気付いていた。
止めて下さいと縋り付くのは容易い。
だが、それでは司に男としての使命感を放棄させることになってしまう。
薫は、今己の無力が堪らなく情けなかった。
薫の脳裏にある考えが浮かんだ。
愛する人を直接手助けすることが叶わぬなら、
その人の妻と子のために尽くすのが、せめてもの愛の証になるのではないか。
いや、証など立てなくとも良い。
ただ、無償の愛を貫くために今自分の出来ることはそれしかないのだと』

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薫は、司の妻・敬子の病室へ見舞いに行った。
敬子は相変わらず敵意剥き出しだった。
それでも何か世話をさせて欲しいと訴えると、
敬子は薫に奴隷になるよう命じた。

「最初の命令はこうよ。
今すぐここを出て行くが良い。
口答えは許さぬ。
すぐにあたしの前から消えるのだ」

取り付く島もない。
薫は引き返すしか無かった。

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丁度その頃、恵美子の恋人・磯崎高志(石橋保)は、
偶然司と再会して近況を報告し合っていた。
恵美子と破局した。
幸せにする自信がないから自分から別れたと高志が打ち明けると、
司は怒って焚き付けた。

「問題は、お前が今でもエクボを愛してるかどうかってことなんだ。
格好付けて、身を引こうなんて気障なこと考えるんじゃねえよ!」

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この一言で、高志は目が覚めた。
自分を卑下してどうする。
男なら、逆境から這い上がれ。
愛する人を幸せにするために戦い抜け。
その夜、高志は思い切って恵美子に電話を掛けた。

「恵美子さん、もう一度だけ君に会いたい。
今、君の家の近くの公園に居る。
どうしても会って欲しいんだ」

恵美子は来てくれた。
両親の監視を掻い潜り、無理して家を抜け出して来てくれた。
高志は恵美子を抱き締めながら胸に誓った。

「僕は意気地なしだった。
君を幸せにする自信を無くして、自分から逃げ出してしまった。
だが、僕はやっぱり君を愛している。
世界中の誰よりも君が好きだ。
待っていて欲しい。
僕がもう一度自信を取り戻して、君の所へ帰って来るまで待っていて欲しいんだ」

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その夜、薫は帰るのが随分遅くなった。
夜の公園に差し掛ったところで、薫は見覚えのある2人を目撃した。
恵美子と高志だった。
2人は熱く抱擁していた。
どうやら仲直り出来たようだ。
薫は安心して見送った。

「良かったわね、恵美子さん。
せめて、あなたと高志さんだけは幸せになってね」

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翌日もまた、司は工房に通っていた。
しかし、連日の重労働が祟ってとても集中出来る状態ではなかった。
燃え盛る窯の前で意識朦朧となった司は、
バーナーが異常を起こしていることに気付いて、慌てて元栓に手を掛けた。
その瞬間、窯は大爆発を起こして司の体を吹き飛ばしてしまうのだった。

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『その時、薫は愛する者の異変をハッキリと感じ取っていた。
アリエスの星の下に生まれた2人の乙女。
その1人・久保恵美子は今確かな愛を掴んだかに見えた。
だが、水穂薫の愛の行く手には更に過酷な運命が待ち受けていた』

ドラマ アリエスの乙女たち(第13話) [サンテレビ] 2014年01月29日 15時00分00秒(水曜日)

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テーマ:ドラマ・映画 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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