色々鑑賞録
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幸福の予感2
2クール目以降は本来の主人公である渡辺梓が軸になって物語が進む。
初回から見ていると、前妻を死に追いやって後妻に収まった主人公には中々感情移入出来ないのが辛いところ。
そこを乗り越えると、脚本家が同じ家に嫁いだ二人の妻の姿を対比させようと狙っていたのが見えて来る。
一家の支配者である厄介な姑に主人公がどうやって立ち向かってゆくのかがここからの見せ場だ。
姑役は東宝特撮映画で多くのヒロインを務めた大女優・水野久美が貫禄たっぷりに熱演している。
母と妻の板挟みになる夫・冨家規政の煮え切れなさには、見ていて何ともヤキモキさせられる。
この嫁姑バトルが暫く続いた後、事態はとてつもない局面を迎えて唖然とさせられる。
本放送を予備知識無しで見ていた視聴者はさぞ驚いたことだろう。

※以下あらすじ紹介は最終回まで記してあるので御注意下さい。

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<出演>
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浜田久美子:渡辺梓

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浜田健一郎:冨家規政

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浜田清乃:水野久美

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関根則子:桐生ゆう子、関根悟:大原康裕

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寺田修:井田州彦

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栗田厚子:丘さとみ

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佐藤恵子:布施絵里

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向坂一郎:石丸謙二郎

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牧原部長:佐々木敏

<ストーリー>
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浜田健一郎(冨家規政)の妻・浜田秋子(北原佐和子)が亡くなった。
余りにも突然の交通事故死だった。
事故なのか自殺だったのか、秋子が死んだ今となっては判らない。
ただ、秋子は生前・姑である浜田清乃(水野久美)との関係に苦しみ、
夫・健一郎の愛人・木元久美子(渡辺梓)の存在に翻弄され続けていたのは確かだ。
健一郎は責任を感じていた。
秋子からは、何度も母と別居したいと言われていたのに健一郎は誤魔化し続けていた。
葬儀の席で、健一郎は秋子の両親・木村公平(塚本信夫)と木村幸代(絵沢萌子)に只管詫びた。
清乃も秋子には済まないと思っていた。
実は、清乃自身亡くなった夫の女遊びに苦しめられていた。
清乃は、女を捨てて母としてだけ生きることに徹してきた。
子供のことだけ考えて来た。
そのせいか、息子を奪った嫁の秋子がどうしても気に入らなかった。
溜まった鬱憤を秋子に全部ぶつけてしまっていた。
清乃はこの罪の意識から逃れるためか、やたら買い物を繰り返しては気を紛らすようになってしまった。

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それから1年が経過した。
久美子は、秋子の死を切掛に健一郎とは一時距離を置いていた。
その間、久美子は別の男性と交際し、結婚を申込まれていた。
しかし、久美子の心は今なお揺れていた。
秋子の死という衝撃的な出来事があったにも関わらず、
どうしても健一郎のことが忘れられないのだ。
結局、久美子は男性と破局して健一郎と縒りを戻した。
そして、秋子の一周忌を機に久美子は健一郎と入籍するのだった。
勿論義母・清乃とは同居生活を送ることになる。
これが大変なことは久美子にだって判っている。
それでも久美子には自信があった。
久美子は要領が良く、上手く切り返すことが出来た。
清乃もまた機転の効く久美子のことを気に入っている様子だった。
その筈だった。

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が、いざ同居生活が始まるとどうしてもぶつかることが多くなった。
浜田家は全てが清乃の管理下にあった。
夫婦の寝室内装から夫の身の回りの世話に至るまで、何から何までだ。
義母とはいえ、夫に別の女性の手が入ることにはどうしても抵抗があった。
また、現代的価値観を持つ久美子は、家事は夫と分担すべきだと考えていた。
古風な清乃にはそれが許せない。
夫に炊事洗濯を手伝わせるなんて言語道断だと譲らなかった。
久美子は黙って耐えたりはしない。
清乃の顔を立てつつも自分の主張は中々曲げなかった。
こうして何かと衝突してばかりの妻と母の姿に、夫の健一郎はウンザリさせられるのだった。

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そんな中、知合いから久美子に仕事を手伝ってくれないかという誘いが舞い込んだ。
久美子は結婚を機に専業主婦になっていた。
そのせいで一日の大半を清乃と共に過ごしており、これが互いの不満の引金になっていた。
角を突き合わせる時間を減らせば上手くいくのではないか。
そう考えた久美子は、夫と義母の了承を取って勤めに出ることにした。
久美子が入ったのは建築物の内装デザインをするオフィスだ。
元々久美子はインテリアデザインの仕事には憧れていた。
オフィスの人たちもみんな久美子を歓迎してくれた。
久美子はやり甲斐を感じるようになり、連日張り切ってオフィスに出勤して行った。
しかし、こうなるとどうしても家事が疎かになった。
清乃はそんな久美子に増々不満を募らせてゆくのだった。

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その頃、健一郎が勤めていた会社では大騒動が持ち上がっていた。
健一郎が独断で進めた取引が会社に大損害を与えてしまったのだ。
健一郎の上司・牧原部長(佐々木敏)は、この責任を問われて閑職に追いやられた。
牧原部長は、入社以来ずっと健一郎を可愛がってくれた恩師だ。
閑職に追いやられたのも、元はといえば健一郎を庇ってのことだ。
健一郎はこれが申し訳なくて仕方がなかった。
やがて、健一郎自身も責任を問われて別の部署への移動を命じられた。
健一郎は温室育ちで挫折にはとことん弱かった。
仕事には全く身が入らなくなり、
やる気のない態度を周囲に隠そうともしなくなった。
終業時刻になると誰よりも早く帰宅するので会社の人たちも呆れ顔だ。

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会社に出ても詰らない。
家に帰れば母と妻が喧嘩をする。
健一郎には何も楽しいことがなかった。
居所のない健一郎は、毎日のようにバーに繰り出すようになった。
中でもお気に入りはアリスというゲイバーだった。
女装した店長(浅見小四郎)や店員たちが健一郎を接客してくれた。
すると、不思議なことに気が紛れた。
何度か通っているうちに、健一郎にお気に入りの店員が出来た。
寺田修(井田州彦)という青年だ。
寺田は女装こそしていないが、自分が同性愛者だということを自覚し、周囲に公言していた。
小劇団で俳優修行を積みながら、夜はこうしてゲイバーのバイトをしているという。
健一郎と寺田は妙に馬が合った。
会話が弾み、一緒にいるだけで気が安らいだ。
やがて、健一郎は寺田のアパートに入り浸るようになっていった。

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健一郎は朝帰りを繰り返すようになり、次第に外泊することまで増えて来た。
ここに至って、久美子も漸く健一郎の異変に気が付いた。
仕事に追われてそれどころではなかったのだ。
いつの間にか、夫が久美子の見知らぬネクタイやシャツを身に着けていた。
それも、夫でもない姑でもない別の誰かの個性を感じさせるものだ。

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誰か女がいる。
久美子は直感した。
元はといえば、健一郎が久美子と愛人関係になったのも、
妻と母の対立に嫌気が差した健一郎が家に帰らなくなったのが原因だ。
今度は、久美子が逆に夫を寝取られる立場になってしまったのだ。
久美子は、まず浮気相手が誰なのか調べることにした。
元同僚・佐藤恵子(布施絵里)に頼んで夫の会社のデスクを調べて貰った。
行き付けのバーのライターが見つかったという。
久美子は、恵子と共にそのバーへ行ってみた。
何とそこはゲイバーだった。
浮気の痕跡を揉み消すためにこんな場所を隠れ蓑にしているのか。
久美子たちは妙なところで健一郎に感心させられた。

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仕方なく、久美子は私立探偵に頼んで浮気相手を突き止めることにした。
調査の結果、健一郎は寺田という青年のアパートに出入りしていることが判った。
久美子には覚えのない相手だ。
学生時代の旧友か何かだろうか。

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久美子は寺田のアパートに行ってみた。
丁度窓が開いており、外から中の様子を伺うことが出来た。
そこで久美子は衝撃的な光景を目にした。
夫の健一郎が男と抱き合ってキスしているのだ。
久美子は呆気に取られた。
相手は女じゃなかった。
男だ。
夫は同性愛者の愛人を作ったのだ。
久美子はその場にへたり込んでしまった。

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その日、帰宅した健一郎は挙動不審の久美子の姿に驚いた。
久美子が冷蔵庫の食べ物に片っ端から齧り付いているのだ。
健一郎が止めさせようとすると、久美子は健一郎を突き飛ばした。

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「触らないで、汚らわしい」
騒ぎを聞いて清乃が駆け付けて来た。
久美子は清乃に訴えた。
「聞いて下さい、お義母さん。
今日、あたし寺田って人のアパートに行ったんです。
そしたら、この人たちキスしてた。
信じられない。
男が男とキスするなんて。
関係持つなんて」

それを聞いた清乃はビックリ仰天だ。
清乃は健一郎に確かめてみた。
すると、健一郎は男と愛人関係であることをあっさり認めてしまうのだった。
清乃も腰を抜かすしかなかった。

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翌日、清乃と久美子、それに義姉である関根夫婦(桐生ゆう子、大原康裕)を交えて家族会議が開かれた。
と言っても、これといった解決策が見つかる筈もない。
久美子は、夫と別れて貰おうと寺田のアパートに乗り込んで直談判に及んだ。
寺田は自分の生き方に信念を持っていた。
男同士で愛し合うことに躊躇いはなかった。
「誰に何を言われてもそれを曲げるつもりはない。
俺と付き合うか別れるかは健一郎が自分で決めることだ」
寺田はそう言って久美子を追い返してしまった。

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後日、今度は清乃が寺田の元に現れた。
清乃は300万を包んだ風呂敷を寺田に差し出した。
「これを受け取って息子と別れて下さい」
清乃は寺田に通達した。
寺田は黙ってそれを受け取った。
にも関わらず、健一郎は寺田のアパートに通い詰める毎日を止めようとはしなかった。
清乃が渡した手切金には何の効果も無かったのだ。

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久美子は、オフィスを辞めてなるべく夫と一緒にいる時間を作ることにした。
仕事にかまけて夫の気持ちを汲んであげなかったのがいけなかったのか。
義母と仲直りすれば夫は帰って来てくれるのではないか。
そう考えた久美子は、清乃と示し合わせて健一郎の前で仲良し嫁姑を演じてみせた。
健一郎は、そんな二人を見て喜ぶどころか逆に怒り出した。
「見え透いた芝居するなよ!」
健一郎は増々妻と母に不信感を募らせてしまった。

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久美子たちがやること成すことは全て裏目だ。
万策尽きた久美子は、向坂一郎(石丸謙二郎)という心療内科医師を訪ねて相談してみた。
向坂医師は、御主人のありのままを受け入れてまず理解することだと久美子に諭した。

「御主人がどうしてその人に惹かれていったのかをよく考えて御覧なさい。
あなたの心に同性愛者を見下す気持ちがないか、差別していないか。
答えはあなた自身にあるんですよ」

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久美子は清乃にも説得して向坂医師の診察を受けさせた。
清乃もまた、向坂医師の言葉を受けて息子を追い込んだ原因が自分自身にあることを自覚していった。

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久美子は、まずは人となりを知ろうと寺田のアパートに通い詰めた。
喧嘩腰で別れるよう説得したり強要したりしては逆効果だ。
兎に角寺田と話をすること。
寺田がどんな青年で、どんな魅力を持った人物なのか。
健一郎は寺田のどんなところに惹かれたのか。
必ず答えがある筈だ。
久美子のそんな気持ちを察したのか、
やがて寺田は久美子をアパートに上げて話合いに応じてくれるようになった。
時には久美子と寺田、それに健一郎を加えた3人座談会になることもあった。
寺田と居ると確かに何か楽しかった。
久美子にも健一郎の気持ちが段々理解出来るようになっていった。

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こうした中、寺田は突如としてアパートを引き払って渡米した。
予てから希望していた米国での演劇修行の目処が立ったのだ。
こうと決めたら決断してやり遂げる。
寺田はそんな男だった。

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健一郎は浜田家に戻っては来たが、寺田を失って何やら虚脱感に襲われているようだ。
そんなある日、健一郎は元上司・牧原部長と再会した。
今は別会社に転じて頑張っているという。
牧原部長は健一郎のことを全然恨んでいなかった。
それどころか、健一郎のことを酷く心配してくれていた。
「男なら仕事のミスは仕事で取り返せ」
牧原部長はこう言って健一郎を叱咤激励した。

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続いて、健一郎は久美子から嬉しい報告を受けた。
久美子が妊娠していることが判ったのだ。
父のように慕っていた牧原部長の前向きな姿に感化されたことと、
子供が出来たという責任感が健一郎を奮い立たせた。
健一郎は漸くにしてやる気を取り戻した。
会社に願い出て、海外で困難なプロジェクトに応ることを希望した。
こうして、健一郎は海外出張に出てバリバリとプロジェクトをこなすようになった。
半年後、健一郎は帰国して待望の我が子と体面した。
これからは健一郎と久美子に清乃、それに我が子を加えた新しい生活が始まるのだ。
浜田家に漸く「幸福の予感」が訪れようとしていた。

ドラマコレクション 幸福の予感 [テレビ大阪] 2012年09月05日 11時30時00秒(水曜日)

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テーマ:懐かしドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

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