色々鑑賞録
古い映画やドラマのあらすじを紹介してます
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となりの窓
市原悦子主演の2時間サスペンス。
ミステリー作家の主人公が隣家で起きた殺人事件に翻弄されるというお話。
神代辰巳監督の演出は、かなり個性的で独特の雰囲気を全編に漂わせている。
ハンディカメラを多用し、ガラス越しに対象物を狙ったり、手前に障害物を配置したりと、
特殊な構図の多用が斬新と言えば斬新、見辛いと言えば見辛い。
話としては、設定が面白いにも関わらずいかんせん推理ものとしての筋立てが不足している感が否めない。
事件解決が余りにも唐突過ぎる。
キャストがいいだけに脚本の甘さが残念な作品。

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テレビドラマデータベース

<番組データ>
脚本:岸田理生
監督:神代辰巳
初回放送:1989年2月17日
番組名:フジテレビ「男と女のミステリー」

<出演>
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朝倉千佳子:市原悦子

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朝倉マサコ:洞口依子

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小松崎:深水三章

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小松崎フミコ:余貴美子

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上島イクオ:河原崎長一郎

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瀬川タカシ:柄本明

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大田:草野大悟

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北岡:森一

<ストーリー>
ミステリー作家・朝倉千佳子(市原悦子)は、出版社主催のパーティーに出席した。
千佳子はもうベテランだ。
作風が古くなったと新進気鋭の作家に散々馬鹿にされた。
怒った千佳子は、予定を切り上げて自宅へ帰ってしまった。
自宅に帰り着くと、千佳子にはまた一大事が待っていた。
母の居ぬ間に、娘・マサコ(洞口依子)が男を連れ込んでいたのだ。
千佳子は娘を張り倒した。
相手は何と隣人主人・小松崎(深水三章)だった。
小松崎は妻帯者だ。
もう半年にもなる仲で、妊娠三ヶ月だという。
千佳子は頭を抱えるしかなかった。
こんなことがあったといっても締切は待ってくれない。
千佳子は苛々しながら机に向った。
千佳子は夫・上島イクオ(河原崎長一郎)の浮気が原因で10年前に離婚し、以来ずっと独り身だ。
そのせいか、小説の中に上島をモデルにした人物を度々登場させていた。
当然その人物は作中で残酷に殺してやった。
千佳子は、そうやって元夫への復讐を楽しんでいたのだ。
今日も書くのはそんな原稿だが、嫌なことが重なって原稿執筆はさっぱり進まなかった。
編集者・大田(草野大悟)からは何度も督促の電話が掛って来た。
千佳子は、大田に遅れる言い訳をして電話を切り、ふと窓の外を見やった。
この書斎からは隣の家が丸見えだ。
例の娘を寝取った小松崎の家だ。
丁度、小松崎の妻・フミコ(余貴美子)が帰宅したのが目に入った。
フミコは男を連れていた。
抱き合ってキスしていた。
女房の方にも不倫相手がいるのか。
千佳子は呆れながら相手の男を確認してみた。
見覚えのある男だ。
それもその筈、男は千佳子の元夫・上島だった。
千佳子は呆気に取られた。
隣人夫婦はW不倫、それも相手は千佳子の娘と元夫なのだ。
千佳子は何ともやり切れない思いでカーテンを閉じた。
翌日、小松崎家にパトカーが押し寄せてきた。
小松崎夫人・フミコの変死体が見つかったのだ。
誰かに殺されたらしいが、犯人は判らないようだ。
捜査を担当する刑事・瀬川タカシ(柄本明)は、関係者一同に聞込みして回った。
被害者・フミコと夫・小松崎の夫婦仲が悪かったことを知った瀬川は、
隣家である千佳子宅にも聞込みにやって来た。
瀬川は、隣人夫婦のことだけでなく千佳子の身の上についても根掘り葉掘り質問した。
図々しい奴。
不愉快になった千佳子は、締切が迫っていると口実を付けてさっさと瀬川を追い返してしまった。
そんな時、千佳子の元に電話が掛って来た。
元夫・上島からだった。
会って話がしたいという。
離婚以来10年も音信不通だったのに妙な話だ。
千佳子は待ち合わせ場所に行ってみた。
上島は、千佳子に10年前の不義を詫びた。
そして、隣家の殺人事件について何か知らないかと尋ねてきた。
何故そんなことを知りたがるのだろう。
千佳子は不審感に駆られ、何も知らないと答えて立ち去った。
ひょっとして犯人は上島なのではないか。
千佳子の中に猜疑心が膨らんで来た。
小説の中では散々上島を犯人にしてきた。
だが、現実の事件となると何だか恐ろしくなって来た。
その頃、瀬川は小松崎とマサコが愛人関係だったことを突き止め、
小松崎を重要参考人として警察に連行していた。
小松崎はアリバイを主張して懸命に無実を訴えた。
瀬川は中々引き下がらなかった。
愛人が出来たことで夫婦喧嘩になり、結果妻を殺してしまった。
状況からはそれ以外に考えられなかった。
捜査を進める瀬川の元に、千佳子から電話が掛って来た。
犯人らしき人物に心当たりがあるという。
瀬川は急いで千佳子の元へ話を聞きに行った。
千佳子は、瀬川にネクタイピンを差し出した。
小松崎家の葬儀を手伝に行って発見したという。
それは、千佳子が上島に送ったものだった。
「犯人は上島よ。上島が愛人だったフミコさんを殺したのよ」
千佳子は瀬川に訴えた。
瀬川は、千佳子と共に上島に事情を確かめてみた。
上島は事件当日フミコと一緒にいたことは認めた。
だが、フミコを襲ったのは別の男だと主張した。
「確かにあの日フミコの家にいたよ。
だが、後から男が訪ねて来て、フミコは応対に出て殺されてしまったんだ。
俺はフミコの悲鳴を聞いてその場から逃げ出してしまった。断じて犯人じゃない」
上島の説明は、千佳子には下手な言い訳にしか聞こえなかった。
瀬川は、詳しい事情を聞くために上島を警察署へ連行することにした。
その頃、警察署の中では犯人が逮捕されたと大騒ぎになっていた。
「犯人は北岡という男ですよ」
瀬川たちは捜査官に報告を受けて愕然とした。
小松崎でも上島でもなく、別に犯人がいたのだ。
フミコは何人もの愛人を作っていた。
上島はその中の一人に過ぎず、殺したのは別の愛人だったのだ。
千佳子も瀬川も拍子抜けするしかなかった。
後日、千佳子と瀬川は会食して残念会を開いた。
互いに睨んだ推理は全て空振りだった。
共に苦笑いを浮かべていた。
食事を遂えた二人は、元の作家、刑事稼業に戻ってゆくのだった。

市原悦子、柄本明:となりの窓 [テレビ大阪] 2010年10月22日 13時00時00秒(金曜日)

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