色々鑑賞録
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8.12日航機墜落 30回目の夏
1985年8月12日の日航機墜落事故を振り返る特別番組。
再現ドラマ、実際の映像、関係者の証言、遺族の半生を織り交ぜたセミドキュメンタリー。

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フジテレビ公式
日刊ゲンダイ
Gigazine

<番組データ>
初回放送:2014年8月12日
放映局:フジテレビ系列

<Aパート>
・生存者の1人・吉崎博子さんの証言と、
新入手のボイスレコーダー、関係者の検証を元にした再現ドラマ

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1885年(昭和60年)8月12日。
吉崎さんは夫、子供3人と共に123便に搭乗した。
同機には東京大阪を往復するビジネスマンの他、
歌手・坂本九さん、女優・吉田由美子さん等様々な人々が搭乗していた。

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羽田を出発した123便は、伊豆半島上空に差し掛かる。

コクピットのやり取り(実際の音声)
午後6時24分、衝撃音。
高濱機長「まずい、何か爆発したぞ」

高濱機長は緊急信号「スコーク77」を発令し、
管制官に羽田への帰還を要求する。
機体が急激に傾く。
通常30度程度の傾きが40度近くに達する。
客席には酸素マスクが降ろされ、
チーフパーサー・波田野純は、乗客を落ち着かせるためにアナウンスを繰り返す。
「酸素マスク、十分お着けになってバンドを頭に掛けて下さい」(実際の音声)

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この時、123便は垂直尾翼の6割を失い、
真っ直ぐ飛ぶことが不可能となっていた。
激しいダッチロール(横揺れ)に見舞われ、
乗客は吐き気を訴える。

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コクピットのやり取り(実際の音声)
「ハイドロは?」
「ハイドロプレッシャー、オールロス(油圧全損)」
「オールロスですか?」

ジャンボの主翼、水平尾翼、垂直尾翼は4系統の油圧で制御されている。
油圧全損とはこの全てが効かない、
即ち、機体のコントロールが出来ないことを意味する。

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コクピットのやり取り(実際の音声)
「なんでこいつ……」(事故調報告)

「何でこうしないんだ」or「何で降下しないんだ」(新音声聞き取り)

管制官との交信(実際の音声)
「JAPAN AIR 123, fly heading 090 radar vector to OSHIMA.
(123便、大島へレーダー誘導します。方位90度で飛行して下さい)」
「But now uncontrol(操縦不能)」

フライトデータによると、
ダッチロール(横揺れ)に加えてフゴイド運動(縦揺れ)が始まる。

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失神する乗客が出て来る。
客室乗務員は、指示を出し続ける。
「赤ちゃん連れの方、背に頭を。
座席の背に頭を支える形にして下さい
ベルトはしてますか?
テーブルは戻してありますか?」(実際の音声)
客室乗務員・対馬祐三子さん、
不時着に備えて手帳に指示内容を筆記する。
「落ち着いて下さい。ベルトを外し、身の回りを用意して下さい。
荷物は持たない。ハイヒールを脱いで下さい」(実際のメモ)
一部乗客は、家族への遺書を準備する。

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123便は羽田に機首を向ける
フライトデータによると、
エンジン出力に左右差があり、左側が僅かに大きい。
ジャンボは4つのエンジンを搭載し、操縦席からレバーで操作する。
通常は4つが同じ数値になるよう動かす。
操縦士が落ち着いて計器を見られなかったのか、手の癖なのか。(元日航機長・高本孝一さんの証言)
偶然にも123便は羽田へ向う。

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福田機関士の提案でギアダウン。
(車輪を降ろすことで空気抵抗を増し、高度を下げようと試みる)
油圧全損のため、ロックを外して車輪自体の重さで降ろす。

「…もどろう」(事故調報告)

「羽田に戻ろう」(新音声聞き取り)

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ギアダウンの影響で必要以上に急降下を始める。
客席の窓から山や土が見える。
123便は右に傾いて急旋回し一回転する。

コクピットのやり取り(実際の音声)
「頭下げろ、そんなのどうでもいい。
ストール(失速)するぞ」
管制官の呼掛けに応答する余裕なし。

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米軍横田基地から123便に無線が入る(実際の音声)
「JAPAN AIR 123 AIR 123 YOKOTA APPROACH on guard.
If you hear me, Contact YOKOTA 129.4」
高濱機長の応答。
「ジャパナ123、アンコントーラブル」

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横田基地は、緊急着陸の受け入れ準備に入る。
が、123便は左旋回して進路を外れる。
この原因は、恐らく風と思われる。
当時の気象観測記録によると、
この時吹いていたのは南西の風。
垂直尾翼を失った123便は、
風を制御することが機能的に失われているため、
風の向くまま機体が進んでしまう。(東京大学・鈴木真二教授の解説)
更に埼玉県秩父に雷雨が発生し、
今度は北東の風に煽られて御巣鷹方面に機首を向ける。

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123便は山岳地帯へ向う。
地上からの目撃者・山崎敬一さんは、異変を見て123便の機影を撮影する。
この写真から、123便は垂直尾翼の大部分を失っていることが確認出来る。
山崎さんによると、降下と上昇を繰り返していたという。

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高度を下げていた123便は、山肌スレスレを飛行している。

コクピットのやり取り。(実際の音声)
「山だ」
「はい」
「コントロール取れ、右。ライトターン」
「ライトターンですね」
「山にぶつかるぞ」
「はい」
「マックパワー(最大出力)」
「マックパワー」

「パワーちょっと絞って」
「あー右、右、頭下げろ」
「今、舵一杯」
「ストール、マックパワー、マックパワー、マックパワー」
「ストール」
「はい、高度落ちた」
(警報音が鳴り響く)
「ドーンといこうや。頑張れ」
※(この発言は当時メディアで報じられて投げやりな態度と批判を受けたが、実際はクルーを鼓舞するために発している)
「はい」
「頑張れ、頑張れ」
「下がってるぞ」
「はい」
「頭下げろ、突っ張れ」
「頭、上げろ」

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乗客・吉崎博子さんは夫に言われてメガネを外す。
「掛けたままだったら怪我してしまうから。
落ち着こう。子供達の前だから、シッカリしよう」
子供が居るから、狼狽えるな」
吉崎さん夫婦は、手を握り合う。

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コクピットのやり取り(実際の音声)
「下がってるぞ」
「はい」
「フラップは」
「下げましょうか?」
「降りない」
「いや、えー、オルタネート(代替装置)で」
「オルタネートか、はやり」
「ええ、オルタネートです」

123便はフラップを降ろし、空気抵抗を作って速度を落とす。
これは最後の手段。

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管制官との交信(実際の音声)
「リクエストポジション?」(現在位置は?)
「熊谷から、あー25マイルウェストの地点です、どうぞ」
「はい、了解」
「JAPAN AIR 123、こちらの方はいつでもレディ(進入可能)になっております
なお、横田と調整して横田ランディング(滑走路)も
アベイラブル(いつでも着陸可能)になっております」
「はい、了解しました」

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機体は更に急降下する。
生存者証言によると、真っ逆さまに落ちるジェットコースターのような状態。
客室乗務員は、最後まで指示を出し続ける。
「全身緊張。足を踏ん張って。頭を下げて」

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コクピットのやり取り(実際の音声)
「パワー」
「フラップ止めな」
「パワー」
「フラップアップ、フラップアップ」
「パワー、パワー、フラップ」
「上げてます」
「ストールするぞ、頭上げろ、頭上げろ」

自動音声による警報。
「WHOOP WHOOP PULL UP」(上昇せよ)
衝撃音。

1985年8月12日午後6時56分。
日航123便墜落。

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墜落事故を受けて救助本部が設置される。
しかし、墜落場所が中々特定出来ない。
誤報が相次ぎ、搭乗者家族はイライラを募らせる。
分っているのは、長野県・群馬県・埼玉県の3県に跨る山中の何処かということだけ。
地元消防団が救助隊を組織し、2000m級の山に1つ1つ登って確認する。
翌日夜が明けて、墜落場所は群馬県御巣鷹山中と判明する。

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救助作戦が開始される。
陸上自衛隊第1空挺団から、岡部2尉が指揮官に抜擢される。
ヘリで御巣鷹に向い、隊員がロープで降下して捜索・救助に当たる方針が固まる。
ジャンボ機が激突した尾根は、山肌が抉れ赤土が剥き出しになっている。
立つことすらやっとという崖のような急斜面のため、生存者捜索は難航する。

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その頃、生存者・吉崎博子さん達は、
御巣鷹の尾根から300m下のスゲノ沢で救助を待っていた。
墜落した衝撃で、機体の最後部が滑り落ちたのだ。
生存者4名は、この機体最後部の座席にいた人たちだった。

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一方、地上からは上野村消防団が険しい山に分け入り、
御巣鷹の尾根を目指して進んでいた。
午前10時30分、スゲノ沢に散乱した機体の破片を発見する。
その中から4人の生存者が見つかる。
上野村消防団と第1空挺団は、
生存者を担架に乗せて救助ポイントに運び上げる。

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しかし、上空にメディアのヘリが多数飛行しているため、
救助用ヘリがポイントに中々近付けない。
救護班の饗場医師は、
自衛隊の指揮系統を無視して手旗信号の隊員に直に頼み込んでヘリを要請する。

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発見から2時間以上経過し、救助ヘリが到着する。
作間2等陸曹が、生存者を抱えてヘリに引き上げる。
まずは子供2人から。
この時、作間2曹は子供の負傷を考慮して、
敢えて命綱を付けずに引き上げた。
「大丈夫。助かるから」

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続いて、生存者・吉崎博子さん。
体に負担が掛らないよう担架ごと引き上げるが、
これが災いする。
バランスを崩して、担架が回転してしまう。
作間2曹は、ヘリ機内から吉崎さんを励まし続けて何とか引き上げに成功する。

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4人目の生存者が引き上げられ、
午後1時28分に救助が完了する。

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吉崎さん母娘は、病院で治療を受けた3ヶ月後の11月14日に退院した。

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遺族・吉田公子さんは、
娘の女優・吉田由美子さんをこの事故で失った。
由美子さんは、宝塚出身の将来を嘱望された女優だった。
事故後、公子さんは夫と長男と共に搭乗チケットから身元を確認した。
娘の部屋は今もそのままにしている。

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<Bパート>
事故原因の検証
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垂直尾翼が吹き飛んだ原因は何か?
事故調査委員会の報告書によると、
圧力隔壁の破損による空気流入で内部圧力が高まり、
垂直尾翼を"内側から"破壊したとされている。

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この報告には異論があり、
ミサイルや無人標的機によって"外部から"破壊されたという説も一部根強く唱えられている。

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異変時の衝撃音を、
生存者・吉崎博子さんは「ボワーン」と表現しており、
事故調査委員会は「ドーン」と表現している。

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取材班は米国「エンジニアリングシステムインク」社に、
ボイスレコーダー分析を依頼した。
同社・ロバート・ウィン博士はこう分析する。

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・衝撃音は3つある。
・音は金属の破壊音(一瞬でこれ程大きな音を出す材質は金属以外ない)。
・第1の音は、まず機体を伝わり山形波形を作る。
・谷型波形を挟み、同じ破壊音が機体の空気中を伝わってもう一度山形波形を作る。
・その時間差0.135秒から、音源はコクピットのマイクから47.87m~58.51mの間と思われる。
(圧力隔壁はこの範囲にある)

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・2番目の音は、波形の形状から垂直尾翼の破壊音と思われる。
・内部から圧力が掛かって機体が変形し、徐々に破壊されている状態を表している。
・だとすると、1番目は圧力隔壁の破壊音と考えられる。

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・3番目の音は、機体最後部が脱落した音だと思われる。
・圧力隔壁の破損によって生じた破片等が機体最後部の補助エンジンにぶつかり、
そこが一気に脱落したのではないか。

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ウィン博士による結論。
1番目の音は、突如圧力隔壁が破損した音。
2番目の音は、垂直尾翼が内部から徐々に破壊されていった音。
3番目の音は、機体最後部が脱落していった音。

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<Cパート>
遺族の証言。

乗客・永田昌令さんはビジネスマンで、
事故当日の仕事先でのやり取りを録音したテープが残っている。
永田さんの長男は、父の遺品のタバコを今も保存している。

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遺族・谷口正勝さんの妻・谷口真知子さんの証言。
亡くなった夫は、家族でキャンプに行くのを楽しみにしていた。
事故後、夫の遺書が発見された。
遺体確認は、当時少年だった長男が行った。
真知子さんは、今も夫のキャンプ用品を保存している。
当時少年だった2人の息子は、共に結婚して家庭を持った。

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最新解析!日航機墜落32分間の闘い(仮) [関西テレビ] 2014年08月12日 18時30分00秒(火曜日)

<日航機事故:関連作品>

テーマ:ドキュメンタリー動画 - ジャンル:テレビ・ラジオ

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