色々鑑賞録
古い映画やドラマのあらすじを紹介してます
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きみに読む物語2
<その2>
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ノアとアリーが不本意に破局して暫く後に、第二次大戦が勃発した。
アリーは看護師に志願した。
病棟には、多数の兵隊が運び込まれて来る。
中にはちょっと変わった男もいた。
アリーの受け持ちに、ロン(ジェームズ・マースデン)という負傷兵がいた。
ロンは全身を包帯に巻かれて身動き一つ取れない。
なのに、そんな状態でアリーにこんな事を囁くのだ。
「今度一緒にデートしない?ダンス得意なんだ」
アリーは呆れながら、ロンをベッドに寝かし付けた。
「怪我を治したら、考えてあげる」
深刻な状況でも、何故かユーモアを忘れない。
ロンは、少々記憶に残る男だった。

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1年後、アリーは街でロンと再会した。
治療を遂えたロンは、見違える程ハンサムな青年になっていた。
「約束通り怪我を治した。デートしてくれ」
アリーの新たな恋が始まった。

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ロンは素敵な人だった。
優しくてユーモラスで魅力たっぷりの好青年だ。
資産家で家柄も良く、アリーの両親も交際に大賛成だ。
恋は日に日に実った。
2人の間には何の障害もない。
結婚しない理由はなかった。

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ロンとの結婚を控えてウエディングドレスを試着をした朝、
アリーの運命はまた大きく変わった。
新聞に、ノアの記事が出ているのを発見したのだ。
ノアのことは忘れていた。
いや、考えないようにしていた。
新たな恋を掴んで、漸く吹っ切れ掛けた。
そんな矢先の出来事だった。

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アリーと破局した後、ノアの運命もまた波乱に満ちていた。
ノアは徴兵され、戦地へと旅立った。
過酷な兵役を遂えたノアが帰国すると、
それを労って父・フランクが意外な土産を用意して待っていた。
自宅を売却してウィンザー農園を買い取ったのだ。
ノアは、廃墟となったウィンザー農園の改築を始めた。
かつてアリーと夢を語ったあの屋敷だ。
毎日が飛ぶように過ぎてゆく。
やがて、年老いた父・フランクが亡くなった。
そんな中も、ノアは狂ったように改築を進めた。
アリーが別の恋人を作ったことは知っている。
それでも、この屋敷が改築出来た日には必ずアリーが来てくれる。
そんな気がした。

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気の遠くなるような工程を経て、ノアは改築をやり遂げた。
アリーの注文通り、白い外壁にアトリエとポーチを備えた夢の御殿だ。
屋敷は忽ち評判になった。
高値で買い取りたいという人が何人も現れた。
だが、ノアは売ろうとはしなかった。
この話は、いつしか新聞記事になった。
アリーが読んだのは、その記事であった。

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記事を読んだアリーは、車を飛ばしてウィンザー農園を訪ねた。
結婚式は数日後だ。
でも、どうしても会いたかった。
ノアと別れて、もう7年になる。
1日たりとも忘れたことはなかった。
会いたいという気持ちをずっと抑え続けて来た。
ノアは手紙一通くれなかった。
もう、自分のことなどどうでも良くなったのだろうか。
会って確かめておきたかった。
7年振りに再会したノアは、髭を蓄えてすっかり男振りが上がっていた。
アリーがぎこちなく挨拶すると、ノアは屋敷の中に招いてくれた。
7年振りに見るノアは、何倍も魅力的に思えた。
しかし、アリーはもうすぐ結婚する身だ。
アリーがそれを報告すると、ノアは寂しそうな表情を浮かべた。
「愛してるの?」
アリーは「勿論よ」と頷いた。
嘘ではない。
確かにロンを愛している。
アリーの率直な気持ちだった。

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その晩、ノアとアリーは一緒に食事した。
食後はポーチで詩を朗読した。
どちらも7年振りだ。
話してみると、ノアは全然変わってなかった。
何故か打ち解けられる。
アリーは、このまま流される気がして心にブレーキを掛けていた。
「帰るわ」
帰り際、ノアは明日の朝もう一度来て欲しいと頼んだ。
どうしても見せたいものがあるという。
アリーは「これが最後」と自分に言い聞かせて、その誘いを承諾するのだった。

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翌早朝、アリーはノアのボートに乗せられて湖にやって来た。
その湖は、渡り鳥が巣にしている。
鳥の好きなアリーは、驚きで目を丸くした。
辺り一面、鳥だらけなのだ。
「凄く素敵。夢みたい」
アリーは、ノアに促されて餌をやった。
鳥たちは、人間を恐れる素振りは見せずに2人のボートに群がって来た。

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湖からの帰りは雨だった。
ポツポツなんてものじゃない。
土砂降りだ。
濡れネズミになったノアとアリーは、
何故かそれがおかしくて笑い転げていた。
ノアと居ると確かに楽しい。
あの夏の恋は、間違ってなかった。
だからこそ、アリーはどうしても納得がいかなかった。
岸に辿り着いたところで、アリーの心を抑えていたブレーキペダルが吹っ飛んだ。
「何故手紙をくれなかったの?
終ってなかった。
7年間ずっと待ってたのに!」
アリーが怒鳴り付けると、ノアは真っ向から反論した。
「365通書いた。1年間毎日書き続けた。
愛してる。今も愛してる!」
それ以上の言葉は要らなかった。
2人は固く抱き合ってキスしていた。
It's Not Over - The Notebook (3/6) Movie CLIP (2004) HD

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翌朝、アリーはノアの屋敷で目を覚ました。
ベッドにノアは居なかった。
傍らを見やると書置があった。
『買い出しに行ってくる。矢印の先を見て』
辿ってみると、アトリエに絵画用具一式が用意してあった。
アリーは早速絵筆を執った。
ポーチから美しい景色が見える。
7年前に注文した通りだ。
ノアは、アリーを忘れていなかった。

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アリーの筆がスラスラ進む中、不意に呼鈴が鳴った。
出てみると、そこに居たのは母・アンだった。
嫁入り前の娘が遠出したまま帰らないので、追い掛けて来たのだ。
「ロンが来るわよ。パパが話したの」
アリーは、それを無視して尋ねた。
「手紙を隠したの?」
アンはあっさり隠したと認めた。
そして、憤慨するアリーに服を着るよう促した。
会わせたい人がいるという。

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アリーとアンの車は、砕石場にやって来た。
見るからに荒くれ男たちが、スコップを手に汗を流しているのが見えた。
アンは、その中の1人を指差してアリーに話して聞かせた。
「あの人、今は見る影もないけど、25年前はとても素敵だった。
あたしはあの人と恋に落ちた。
そして、お爺さんの猛反対を押し切って駆け落ちした。
でも、隣町に着く前に警察に捕まった。
今になって思うわ。
今の暮しは、とても幸せなんだって。
パパはいい人よ。
優しくて、良くしてくれるし……信じて、パパのこと愛してるのよ」
アンは泣き崩れていた。
アリーは「もう分かったから」とアンを抱締めた。
アンは、ずっと未練を引き摺って来た。
だが、愛を貫いたから幸せがあるとも言えない。
そのジレンマが、アンを苦しめ続けた。
身分の違う恋の難しさを誰よりも知っているからこそ、
アンは娘の恋路を邪魔し続けてきたのだ。

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アリーとアンの車は、再びノアの屋敷に戻って来た。
ノアは帰宅していた。
アンはアリーを降ろして、手紙の束を持たせた。
ノアが送って来た365通の手紙だ。
アンは最後に一言言い残して車を出した。
「正しい選択をしてね」

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アリーに最後の決断の時が来た。
ノアのこともロンのことも好きだった。
でも、選ばなければならない。
アリーにとって、それは究極の選択だった。
ノアとそのことを話すと、
いつしか怒鳴り合いになっていた。
何故かノアの前では、アリーは感情が剥き出しになる。

「どうする?」
「分からない」
「またそれか。安全を選ぶのか?結局は金か?俺と居ろよ!」
「どうしてよ?」
「未来を想像しろ。40年後誰に隣に居てほしい?
誰がどう思うとか、傷付くとか考えるな。
君はどうしたい?」
「あたしは帰る」
What Do You Want? - The Notebook (4/6) Movie CLIP (2004) HD

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アリーは、ノアの引留めを振り切って車に飛び乗った。
だが、暫く走ったところで運転出来ずに停車した。
涙で前が見えない。
アリーは、車中で手紙の封を切った。

『愛するアリー。
僕達は、本当に終ってしまったんだね。
でも、あの愛は本物だったと心から言える。
もし、将来何処かで大人の女性になった君に会えたら、僕は笑いかけるよ。
そして、緑の中で多くを学び、愛を育んだ夏を思い起こすだろう。
最高の愛は魂を目覚めさせ、人を成長させる。
心に火を付け、精神に安らぎを与える。
君がそれをくれた。
僕も君にあげたかった。
愛してる。また会おう。ノア』
The Notebook (5/6) Movie CLIP - The Best Love (2004) HD

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<その3に続く>

テーマ:洋画 - ジャンル:映画

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